昨今の猫ブームの中で、テレビやSNS、インフルエンサーから日々多くの「おすすめフード」の情報が発信されています。
しかし、それらの情報は果たして本当に正しいのか? 広告の言葉をそのまま鵜呑みにして良いのか? 表面的なパッケージの印象や、一時的な流行だけで選んでしまって良いのか?
そんな素朴な疑問と、「自分の愛猫には、数字で裏付けられた本当に良いものを与えたい」という強い想いが、このサイトを開設したきっかけです。
当サイト「キャットフードデータベース」では、メーカーの広告コピーやパッケージのデザインに関わらず、原材料と成分値という「事実」のみに基づいた独自の格付けを行っています。
愛猫の健康を守るために、当サイトが採用している評価基準と解析プロセスを公開します。
このサイトをきっかけに、みなさんが正しい知識を知るきっかけになれば幸いです。
6大評価項目による多角的な解析
当サイトでは、一つの側面だけでなく、以下の6つの視点からキャットフードを総合的にスコアリングしています。
| 評価項目 | 解析の内容 | 重視するポイント |
| 品質 (メイン食材) | 第一原材料が 良質な肉・魚であるか | 肉類の含有量 生肉の使用 部位の明記 |
| 安全性 (添加物) | 不要な添加物や 懸念成分の有無 | 人工着色料 香料 強力な酸化防止剤 の不使用 |
| 糖質量 (乾物換算) | 猫の負担となる 炭水化物量 | 乾燥重量 あたりの糖質 |
| 成分バランス | 3大栄養素の バランス | 高タンパクであること 脂質・カロリーの適正さ |
| 表記の 具体性 | 情報公開の 誠実さと細かさ | 肉類の含有量(%)の明記 曖昧な表記の排除 |
| 健康 サポート | 将来のリスクを ケアする成分構成 | オメガ3 6脂肪酸 関節 尿路 乳酸菌などの質 |
「コスパ」に関しては、お財布への優しさを別途参考表示しますが、ランク採点には含めません。
スコアリング方法
各項目5.0点満点、合計30.0点で算出します。
各項目はAIが以下の基準に沿って厳格に算出しています。
① 品質(メイン食材):5.0点
第一原材料が良質な肉・魚であるか、その部位や種類が明確かを厳しく判定します。
- 5.0(満点): 生肉・生魚が第一原材料。部位(鶏ムネ肉、サーモン等)が100%明確。
- 減点ルール:
〇〇ミール、〇〇パウダー等(乾燥肉)が含まれる:-0.5点
肉の副産物(家禽副産物等)表記がある:1箇所につき -0.2点
動物の種類が曖昧(肉類、魚介類等):-1.0点〜
メイン食材の用語解説はコチラ
- 生肉・生魚(第一原材料)
猫の体にとって最も消化吸収が良い最高の栄養源。新鮮な状態で加工されているため素材の旨味が強く、人工的な香料を足さなくても猫が喜んで食べる(食いつきが良くなる)という大きなメリットがあります。 - 部位の明確化(鶏ムネ肉、サーモンなど)
どの動物のどの部分(お肉)を何%使っているのかが100%オープンになっている状態です。透明性が高く、愛猫に特定のアレルギーがある場合でも安心してフードを選ぶことができます。メーカーの強い自信の表れでもあります。 - 〇〇ミール、〇〇パウダー(乾燥肉)
生のお肉ではなく、お肉を乾燥させて粉末状にした原材料です。効率よくタンパク質を補給できるメリットはありますが、加工の段階で何度も高温高圧の加熱処理がされるため、生肉に比べて栄養価や消化吸収率が落ちてしまうというデメリットがあります。 - 肉の副産物(家禽副産物など)
人間の食品加工(精肉)の段階で残った、本来なら人間が食べない部位(内臓、皮、骨、血など)を指します。猫の栄養としては間違いではないものの、具体的にどこの部位がどれだけ入っているのかが不透明なため、当サイトでは安全性の観点から減点対象としています。 - 動物の種類が曖昧(肉類、魚介類など)
「チキン」や「まぐろ」といった具体的な名前を出さず、大雑把にまとめられている表記です。
コストを抑えるために、その時々で一番安く仕入れられる様々な肉や魚を混ぜて使っている可能性が高く、食物アレルギーの原因を特定しにくくなるため注意が必要です。
② 安全性(添加物):5.0点
猫の体に不要な成分、あるいは長期摂取でリスクが懸念される成分をチェックします。
- 5.0(満点): 完全無添加。酸化防止剤は天然成分(ミックストコフェロール等)のみ。
- 減点ルール:
天然香料、増粘多糖類などの不要な添加物:1種につき -0.2点
塩化アンモニウム等の物議を醸す成分:-0.5点 - 即失格(0.0点): BHA、BHT、没食子酸プロピル、合成着色料(赤〇号等)が1つでも含まれる場合。
添加物の用語解説はコチラをタップ
- 天然成分の酸化防止剤(ミックストコフェロール、ローズマリー抽出物など)
キャットフードの油分が光や空気に触れて傷む(酸化する)のを防ぐために使われる、植物などから抽出された安全な成分。体に優しく安心して与えられますが、合成成分に比べて賞味期限が少し短くなる傾向があります。
- BHA・BHT・没食子酸プロピル(合成酸化防止剤)
非常に強力な化学合成の酸化防止剤(保存料)。フードを長持ちさせる効果は高いものの、元々は石油の抗酸化剤などから発展した成分であり、過剰に摂取した際の発がん性リスクが専門家から強く指摘されています。当サイトでは安全性を最優先し、1つでも含まれる場合は0点としています。
- 合成着色料(赤色〇号、黄色〇号など)
フードに美味しそうな色をつけるための化学染料。猫は人間と違って「ごはんの色」でおいしさを判断せず、主に「匂い」で判断しています。つまり、着色料は「人間の見た目を良くするためだけ」に入れられた、猫の体には1ミリもメリットのない不要な成分です。海外ではアレルギーや健康への悪影響が懸念され、使用が厳しく規制されている国もあります。
- 塩化アンモニウム
主に下部尿路疾患(結石)の予防として、猫の尿を酸性にコントロールするために配合される成分。医療的なアプローチとして一理ある一方で、「毎日の主食として長期的に摂り続けると、腎臓に余計な負担がかかるのではないか」という懸念もあり、専門家の間でも評価が分かれています。当サイトでは毎日の安心を考慮して減点対象としています。
- 天然香料
「天然」とつくと体に良さそうに見えますが、これはお肉の質が悪かったり、穀物でカサ増しして匂いが薄くなったりしたフードの「食いつき」を無理やり良くするために使われることが多いです。本当に質の良いお肉や魚をメインに使っているフードであれば、素材そのものの良い匂いがするため、わざわざ香料を足す必要はありません。
- 増粘多糖類(ぞうねんたとうるい)
スープやウェットフードに「とろみ」を出すための成分です。猫の体にとって栄養的なメリットはありません。特に「カラギナン」はお腹の弱い猫には注意が必要です。食の安全基準が厳しいEU(ヨーロッパ)では、赤ちゃんの粉ミルクや離乳食への使用が法律で禁止されているほど警戒されている成分です。 日本ではまだ規制されていませんが、海外のプレミアムフードが『カラギナン不使用』を徹底しているのはそのためです。
③ 糖質量(NFE):5.0点
猫の消化負担となる炭水化物(糖質)を算出します。当サイトが最も重視する項目の一つです。
- 配分: 糖質25%を「3.0点」の基準点とします。
- 加減点ルール:
糖質が1%増えるごとに -0.2点、1%減るごとに +0.2点を加減算します。
糖質(NFE)の用語解説はコチラ
糖質は、肥満や糖尿病、そして慢性的な消化不良を引き起こす最大の原因となる成分です。 日本のペットフードの法律では「糖質量をパッケージに記載する義務」がありません。そのため当サイトでは、パッケージに書かれた他の栄養成分(タンパク質や脂質など)の数値から逆算する計算式を用いて、隠された糖質量をすべて白日の下に晒しています。
なぜ猫に「糖質」がダメなのか?
猫は進化の歴史上、お肉だけを食べて生きてきた「完全な肉食動物」です。人間や犬とは違い、糖質をエネルギーに変える能力(アミラーゼなどの消化酵素)が極めて低いという体質を持っています。 そのため、安価なトウモロコシや小麦、ポテトなどでカサ増しされ、糖質が40%を超えているようなフードを毎日食べ続けると、体内で処理しきれずに高血糖が続き、糖尿病や肥満、さらには日常的な軟便や下痢の原因になります。当サイトでは、猫の体に優しい「糖質25%以下」を理想とし、それを超えるものは減点評価しています。
例えば多くの飼い主が、「グレインフリーだから安心」と思いがちですが、穀物の代わりにポテトやタピオカを大量に使用し、結果的に糖質が高いフードも世の中には存在します。穀物の有無だけでなく、最終的な『糖質量』も非常に大事です。
例:糖質15%以下:5.0点(最高評価)
例:糖質40%以上:0.0点
「炭水化物量」は採点評価に使用しません
当サイトでは、読者の利便性のためにデータ表には「炭水化物量」も計算して掲載していますが、猫の肥満や糖尿病のリスクを高める本当の原因である「糖質(NFE)」のみを基準に評価・採点しています。
炭水化物の中には猫の毛玉排出や便通に必要な「良い繊維質(粗繊維)」も含まれています。そのため、体に必要な成分を不当に減点してしまわないようにするためです。
④ 成分バランス:5.0点
高タンパクであること、脂質が適切であることを評価します。
- 5.0(満点):高タンパク(35%以上)・適正脂質(15-20%)。
- 減点ルール: タンパク質が30%前後なら3.0〜4.9点。理想値から乖離するごとに0.1点ずつ減点。
脂質が20%を超える「高脂質」すぎるフードも、肥満リスクの観点から減点対象となります。
成分バランスの用語解説はコチラ
- タンパク質(%)
完全な肉食動物である猫にとって、筋肉や内臓、美しい毛並みを維持する最も重要な栄養素です。当サイトでは、肉食動物の理想である「35%以上」を高評価としています。これが低すぎるフードは、お肉ではなく安価な穀物や植物性タンパク質でカサ増しされている可能性が高いため注意が必要です。 - 脂質(%)
猫が生きていくための効率の良いエネルギー源であり、フードの「美味しさ(食いつき)」を左右する要素でもあります。15%〜20%前後が理想的ですが、運動量の少ない「室内飼いの猫」に対して脂質が20%を超えているフードは、カロリーが高すぎて肥満の原因になりやすいため、ライフスタイルに合わせたチェックが必要です。 - 粗繊維(そせんい)(%)
お腹の調子を整えたり、毛づくろいで飲み込んだ毛の排出(毛玉ケア)をサポートしたりする食物繊維のことです。猫の健康には数%が必要ですが、これが多すぎると逆に消化の負担になって下痢や便秘の原因になり、少なすぎても便通が悪くなります。 - 灰分(かいぶん / ミネラル)(%)
カルシウム、リン、マグネシウムなどの「ミネラル分」の総称です。骨や歯を作るために欠かせない栄養素ですが、多すぎると尿路結石(下部尿路疾患)のリスクが急激に高まります。当サイトでは、ただ数値を見るだけでなく、猫の体に最も安全とされる「カルシウム:リン:マグネシウム = 1.2 : 1 : 0.08」の黄金比率に近いかどうかをチェックしています。
⑤ 表記の具体性:5.0点
情報の公開姿勢こそがメーカーの誠実さであると考えます。
- 5.0(満点): 全原材料の含有量(%)を公開。
- 判定基準:
主原料(肉類)のみ%明記:4.0点
分類(動物性・植物性)はわかるが割合不明:2.0点 - 加点項目
公式サイトの詳細な原材料説明(+0.5)、製造工場の公開(+0.3)。
表記の具体性解説:
原材料の「等(など)」に隠された秘密とは?
具体性の「高いフード」と「低いフード」の見分け方
- 【高評価】パーセント(%)まで明記されている
例:「チキン生肉 35%、乾燥サーモン 15%」など、 お肉や魚がどれだけ贅沢に使われているかが一目でわかります。ごまかしが一切効かないため、本当に中身に自信があるプレミアムフードしかこの表記はしません。 - 【高評価】部位がハッキリ書かれている
例:「鶏ムネ肉」「生ササミ」「新鮮丸ごとまぐろ」など、 猫のアレルギー原因を特定しやすく、人間でも食べられるレベルの良質な部位を使っている証拠になります。 - 【減点】「〜等」「〜類」でまとめられている
例:「肉類(チキン、ターキー等)」「魚介類(まぐろ、かつお、白身魚等)」など、 最後の「等(など)」が曲者です。コストを抑えるために、その時々で一番安く仕入れられた「パッケージの表側には書けないような雑多な肉や魚」を裏でこっそり混ぜている可能性も高いため、当サイトでは具体性に欠けるとして減点しています。
⑥ 健康サポート:5.0点
基礎栄養以外に、将来の健康リスクをケアする成分が含まれているかを評価します。
- 基準: 基点3.0点(標準的なビタミン・ミネラルのみ)。
- 加点ルール: 特定の機能性成分1種につき +0.5点を加算。(最大5.0点まで)
例:乳酸菌、クランベリー、オメガ3/6の配合比率明記、グルコサミン等。
健康サポートの用語解説:パッケージの「〇〇ケア」の真実
- 健康サポート(特定の疾患・ケアへの配慮)
愛猫に起こりやすいトラブル(下部尿路疾患、毛玉、関節ケアなど)に対して、本当に意味のあるアプローチがされているかを評価する指標です。 パッケージの表側にどれだけ魅力的な「〇〇ケア」という言葉が並んでいても、裏面の原材料や成分バランスが伴っていなければ、当サイトでは厳しく評価(加点なし、または減点)しています。
当サイトがチェックしている主なサポート成分
- 【下部尿路(結石)ケア】
猫に最も多い尿路結石に配慮されているかを見ます。単に「マグネシウム控えめ」と書かれているだけでなく、ミネラルバランス(カルシウム・リン・マグネシウムの比率)が理想的か、尿pHを適正に保つ成分が含まれているかをチェックしています。 - 【毛玉・便通(胃腸)ケア】
「食物繊維(可溶性・不溶性)」が適切なバランスで配合されているかを見ます。また、お腹の健康を保つための「乳酸菌」や「オリゴ糖」がしっかり入っているフードは、お腹の弱い子へのサポート力があるとしてプラスに評価しています。 - 【皮膚・被毛・関節ケア】
オメガ3脂肪酸(EPA・DHA)などの良質な油分や、関節をサポートする「グルコサミン」「コンドロイチン」が明記されているかを見ます。これらが自然由来の良質な素材から補給できているフードは、長期的な健康維持に繋がるため高く評価しています。
評価する「機能性成分」の具体例
AIが原材料表から自動でピックアップする成分のリストです。これが入っていればいるほど、メーカーの「こだわり」が強いと判断します。
| ケアジャンル | 具体的な成分(例) |
| 皮膚・被毛 | サーモンオイル、ひまわり油(オメガ3・6脂肪酸) |
| 関節・軟骨 | グルコサミン、コンドロイチン、緑イ貝 |
| お腹・免疫 | フラクトオリゴ糖、乳酸菌(プロバイオティクス)、ビール酵母 |
| 尿路・抗酸化 | クランベリー、ブルーベリー、各種ハーブ(マリーゴールド等) |
| 毛玉排出 | セルロース、ビートパルプ(食物繊維の質) |
ランク判定基準(30点満点)
6項目の合計点数に基づき、最終的な ランク を決定します。
| ランク | 点数範囲 | 評価のニュアンス |
| S | 29.0 〜 30.0 | 文句なしの最高評価。 |
| A+ | 26.0 〜 28.9 | 期待を大きく上回る満足度。 |
| A- | 23.0 〜 25.9 | 大きな欠点がなく、質が高い。 |
| B+ | 19.0 〜 22.9 | 十分に実用的で満足できる。 |
| B- | 15.0 〜 18.9 | 最低限の基準はクリアしている。 |
| C | 0.0 〜 14.9 | 糖質40%超や安全性の懸念あり。 |
独自基準|「糖質量」の算出方法
キャットフードのパッケージには「糖質量」の記載義務がないため、当サイトでは保証成分値から以下の計算式を用いて、乾燥重量あたりの推定糖質量を算出しています。
ドライフードの計算式
ドライフードは製品の状態(数値そのまま)で算出します。
【計算式】
糖質(推定値) = 100 -(タンパク質 + 脂質 + 粗繊維 + 灰分 + 水分)
この数値が40%を超えるフードについては、肉食動物である猫の消化負担を考慮し、当サイトの栄養評価において「C判定(おすすめできない)」として厳格に制限しています。
ウェットフードの計算式(乾物換算)
ウェットフードは水分の含有量(通常75〜85%)が多いため、そのままの数値ではドライフードと正しく比較できません。そのため、水分を0にした状態での比率である「乾物重量(ドライマター)換算」を必ず行います。
【計算式】
- 製品状態の糖質% = 100 -(タンパク質 + 脂質 + 粗繊維 + 灰分 + 水分)
- 乾物換算の糖質% = (製品状態の糖質% ÷ 乾物量※) × 100
※乾物量 = 100 - 水分%
なぜ「乾物換算」が必要なのか?
例えば、以下の2つのフードを比較した場合、一見ウェットの方が低糖質に見えますが、実態は異なります。
- ドライフード: 糖質 30%(水分 10%) → 乾物換算 33.3%
- ウェットフード: 糖質 8%(水分 80%) → 乾物換算 40.0%
このように、ウェットフードは「水増し」された数値に惑わされやすいため、当サイトでは全ての解析において乾物換算値を採用し、不透明なデンプンや糖類の含有量をなるべく明確にしています。
「続けられること」が大切
数値上のデータは重要ですが、猫との暮らしは理屈だけでは成り立ちません。当サイトでは以下の2点を、数値分析と同じくらい重要な「現実的な正解」として尊重しています。
- 猫の「食いつき」を観察する
-
どれほど栄養価が高くても、愛猫が喜んで食べてくれなければ、それはその子にとっての正解ではないかもしれません。個体差による「好み」をチェックし、「受け入れてもらえるフード」を選ぶプロセスを大切にしてあげましょう。
- 家計とのサステナビリティ(継続性)
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猫の食事は人間同様、一生続くものです。無理をして高価なフードを一度与えるよりも、飼い主さんが負担なく続けられる価格帯の中で、最大限に質の良いものを選ぶ。その「現実的な最適解」を見つけるための指標として、当サイトのデータをご活用いただければ幸いです。
【Cランク評価】についての当サイトの想い
当サイトの格付けでは、猫の体の仕組み(肉食動物としての栄養バランス)を基準にしているため、糖質が高く安価な原材料が多いフードは「Cランク」という厳しい判定になってしまいます。
ですが、Cランクの製品にも、社会的にとても重要な使命があると私は考えています。
いわゆる激安フードの多くは、ただ手を抜いて安く作られた粗悪品ではありません。大企業が持つ高度な開発技術や、原材料を一括で大量仕入れして無駄なく使い切る徹底的なコストカット(企業努力)があるからこそ、あの驚異的な低価格が実現しています。
一般のご家庭で愛猫に毎日与え続けるフードとしてはおすすめできませんが、予算に限りのある保護シェルターの子たちや、恵まれない環境にいる子たちが、「お腹いっぱい食べて、その日を幸せに生き抜く」ためには、なくてはならない価値ある存在です。
当サイトの解析はメーカーを批判するためのものではありません。それぞれのフードが持つ役割や背景を正しく理解し、状況に合わせた最適なフード選びの参考にしていただくための基準です。
AIによる客観性の担保
当サイトでは、人間の主観やブランドイメージに左右されない解析を実現するため、AIを活用したデータ分析を行っています。
- 感情の排除
-
パッケージの可愛さや知名度に左右されず、成分データのみを冷徹に分析します。
- 0.1点単位の厳格さ
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曖昧な加点を行わず、定義されたルールに基づき0.1点刻みで算出します。
免責事項
当サイトの格付けは、公開されている成分値および原材料リストに基づいた客観的な解析結果であり、特定の製品の効能を保証するものではありません。猫の体質や既往歴には個体差があります。通院中や疾患のある場合は、必ずかかりつけの獣医師に相談の上、食事を選択してください。
当サイトの解析および格付けは、あくまで「猫本来の食性」という独自の視点に照らした成分データの数値化であり、特定の製品や企業を誹謗中傷、あるいは不当に批判することを目的としたものではありません。メーカー各社の企業努力を尊重した上で、飼い主様が愛猫に合ったフードを選択するための一助として、客観的な解析結果を提供することに努めております。
当サイトのレビュー対象について
当サイトで公開している格付け・採点スコアは、すべて「健康な猫が毎日食べる主食(総合栄養食)」を対象としています。
獣医師の指示のもとで与える「療法食(特定の病気の治療・進行を抑えるためのフード)」は、病状に合わせて成分を極端に調整したお薬のようなものであるため、当サイトの一般的な採点基準では評価ができないことから採点対象外としています。愛猫が病気療養中の場合は、必ず獣医師の指導に従ってフードを選んであげてください。

